春濁りの海の楽しみ方

気温も上がってきて過ごしやすくなってきましたが、ダイバーの皆さんにとっては「春濁り」の時期にもなってきましたね。
春濁りとは、春の日差しや水温上昇によって大量に増殖した植物プランクトンによって海の透視度が下がってしまう事を言います。
 

 ↑ 春濁りがひどい時のイメージ
 
この現象が3~6月頃に起る事から、春濁りと呼ばれています。
 

春濁り中の海の楽しみ方

フォトダイバーからすればいい時期なのかも!?


 
春濁りがある時期は水温もあまり高くなく、透視度がそこまで良くない
といった理由でこの時期を避けるダイバーも少なくはありません。
そうなると、普段はインストラクター1名に4~5名程のゲストが
ついているのに対し、この時期は少人数のゲストで潜れるチャンスへ♪
 
また、生き物もゆっくり観察ができ、撮影も一人に掛けられる時間を
いつもより長く取る事できます!
更に、海が濁っているのでマクロ生物を狙って潜ることも多く、
ウミウシの写真を狙いたい方にとっては絶好の機会というわけです!
 

見られる生き物は沢山♪

先に述べました通り、この時期の海の透明度はそこまで良くないですが、
生き物で言うと見所が満載です!
冬の低水温から徐々に生き物も動きやすくなり、餌となるプランクトンも
増え、色んな生き物が活発に活動をし始める時期でもあるのです。
ウミウシは冬で餌を貯え、大きなって探しやすくなりますよ。
 
さらに魚も恋のシーズンに入るので、ペアで居る事や産卵・ふ化を目にすることも!
そして色々な生き物の幼魚を観察する事もでき、春の海では様々な生態系を
感じられる、とても良い時期なのです!
 

 ↑ 孵化直前のクマノミ
 
ここまで春濁りの時期の海の楽しみ方を紹介してきましたが、
他の時期以上に注意をして潜って頂きたい点もあります。
 

視界の悪さ


 
春濁り中の海では1m先が見えなくなることもあります。
インストラクターやバディの位置が正確に分からなくなることもあり、
こうなってしまうと最悪の場合、迷子になってしまいます。
そこからトラブルに陥ってしまったり、グループの方に迷惑を掛けたり
してしまう可能性もありますので、そうならない為にも
しっかり対策を取って潜りましょう。
 

対策①『ライト』

濁っている海の中でもライトの光は見えるので
そのライトが目印となり周りとはぐれるリスクを激減させてくれます。
万が一見失った場合でもライトの光で合流することもできるので
個別にライトを持って潜るようにしましょう。
 

 

対策➁『ストロボライト』


 
ストロボライトとは、点滅式の光でダイバーのいる位置を知らせてくれるライトの事。
BCDに装着が可能で濁りが強い時だけでなく、ナイトダイビングの際にも役に立つものです。
 
当然の事ではありますが、ライトに頼るだけでなく、
インストラクターの指示に従い、インストラクターやバディから
離れないという事やカメラや生き物に集中しすぎずに撮影中であっても
定期的に周りを見渡すなど、ダイバーとしてできる気配りをすることも大事ですよ!
 

砂等の巻き上げにも注意

これは春濁りに関わらず、海へ潜る際は常に注意が必要なことです!
そして、この春濁りの時期は特に注意が必要です。
砂等の巻き上げは、ダイビング中に水底付近を泳ぐ際に砂等を巻き上げてしまう事等で起こります。
そして砂等を巻き上げてしまうと一時的とはいえ、新たな濁りを発生させてしまう事になるのです。
 
このような巻き上げに関しては、この時期以外でも他のダイバーへ迷惑をかけてしまう事につながるのでダイバーとしてはマナー違反な行為なのです。
もちろん、Cカードを取得して間のない経験の浅いダイバーにとっては難しい事なので仕方はありません。
ですが、いつまでもそのままというのも良くありません。
できるだけ早く巻き上げない泳ぎ方もマスターするようにしましょう。
春濁りの海で砂を巻き上げてしまうと50cm先を確認ことすら難しくなってしまう事も可能性としてはあります。
 
ただでさえ透視度があまり良くない海で、更に巻き上げとなると、よりトラブルが起こるリスクを上げてしまうので、巻き上げには注意をしましょう。
 

対策①『あおり足』


 
あおり足とは、平泳ぎのような感じのフィンキック方法です。
バタ足の様なフィンキックでは水底で砂を巻き上げてしまうので
ダイバーとしてあおり足はマスターしておいて欲しいスキルです。
 

対策②『浮力調整』

次に浮力調整ですが、水中で浮き上がってしまう事を恐れることなどから浮力が足りずに水底を這うように泳いでしまい、結果、砂を巻き上げてしまうというケースもあります。
 
調整がちゃんとできるだけで、着底した状態から異動する際も、一旦水底から少し深度を上げてから
移動を開始するという事もできるようになるので砂の巻き上げの防止にもなります。
 

 
ノリスでは、ダイバーのスキルアップを目的とした活動も行っております。
その内容は「浮力のコントロール」や「フィンキック練習会」など多岐にわたります。
練習会を自社プール等で、月に一度、またはお客様からのリクエストに応じて開催をしております。
自分のスキルが不安な方は、ぜひご参加ください。
スキルを磨いて、安全で上手なダイバーを目指しましょう!
練習したいスキルや練習日程については、各店のスタッフまでご相談をお待ちしております。
スクーバ以外の内容も行っていますよ♪
 
 

 
 
      
 
 

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【ドライの使用感確認&中性浮力練習】in舞子店プール3/30

データ

日程:2025/3/30(日)
場所:舞子店・プール
担当:長津誠人
 
今回は、親子でドライスーツの浮力練習を行いました。
 

 
お父様は初の舞ドライの使用感も確かめます。
 

 

 
今から4月の海での実践が楽しみですね♪
 
 
      
 
 

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【旅行に向けて色々練習♪】in舞子店プール3/25

データ

日程:2025/3/25(火)
場所:舞子店・プール
担当:木下雄一
 
ご旅行に向けてウエットスーツで色々練習を行いました♪
 

 
適正ウエイトを見つけるところからフリー潜降の練習を行い、ウエイトも3→1kgになりました♪
 

 
そのほかに、バックロールやジャイアントでのエントリーの練習等も行いました。
ご旅行楽しんできてくださいね!
 

 
 
      
 
 

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海中清掃効果あり!?

海中清掃の効果が出てきました

現在、ノリスが一番多く海中清掃を行っている、神戸市の舞子浜。
先日、神戸舞子店がDADを行った際は、ほとんどゴミがありませんでした。
(下の写真は2025年2月に開催した舞子浜でのDADの成果)
 

 

「継続は力なり」の環境保護活動

始めた最初のうちはプラスチックごみや釣り道具などを見かけることが多かったのです。
 

 
上の写真は、以前の舞子浜で行われたDADで回収された海の中にあったゴミ。
このような量のゴミが、DADの活動により、ほんの少しずつでも減り、その努力が目に見えるというのはやはりうれしいものですよね😊
 
特に、海底のごみに関しては私たちダイバーでなければ回収ができません。
放置しておくと、何年もそのままで海底に溜まって積み重なり、様々な環境に悪影響となってしまいます。
ですが、そんな人間にも影響する原因となる海中のゴミ。
少しずつでも拾っていくことで未来の海や人間を守っていることになると考えると俄然やるきがでてきますね。
 

次の海中清掃のターゲットは・・・

きれいになった舞子浜も、時期(風向き)が変ればまたゴミが流れて、増えていきます。
しかし、その舞子浜よりも今、新たに海中清掃の力を入れようとしている所があります。
それは明石市の大蔵海岸です。
 
次の神戸マラソンの折り返し地点となっている大蔵海岸。
こちらも海水浴場があり、不定期にノリスが海中清掃を行っています。
活動の間隔が空くのもあるのですが、こちらの海の中は・・・。
「とてもゴミが多い」
というのが毎回の感想です。
 
ちなみに下の写真が2025年3月に少人数で回収したごみ。
 

 
この人の少ない時期でこのゴミの量。
もちろん、拾いきれなかったゴミも沢山ありました。
 

可能な限りの環境保護・海中清掃を

ということで、ノリスは今後、大蔵海岸も注力して海中清掃をしていく予定です。
 

海中清掃は面白い?

 
「ゴミなんか拾って何が楽しいの?」
「沖縄や海外の海で潜っているけど、ゴミなんてほとんどみないよ?汚いのは近場の海だけでしょ?」
 
と思われる方もおられると思います。
 
ですが、全くそんなことはありません♪
きれいな海でも、当然ゴミはあります。
沖縄や海外で潜るダイバーの多くは「ボートダイビング」。
しかし海洋ゴミが多いのは、海岸近くです。
海岸に打ち上げられているゴミも多いです。
 

 
ダイバーが見て、撮って楽しむ海中生物たちは、少なからずこのような海洋ゴミの悪影響は受けます。
そして最悪、死滅ということもあり得ます。
そうならない為にも、ダイバーは海洋ゴミに意識を向けるべきなのです。
 
そして可能であれば海中清掃(DAD)に参加してみてください。
意外と宝探し感覚もあり、楽しいんですよ。
 

意外と活動している所は少ない?

このような海中清掃・DADの活動。
ダイバーなら結構やっているのでは?
と思われるかもしれませんが、意外と行っている人・ダイビングショップは少ないのが現状です。
HPなどで謳っているだけのお店も多々。
これが実際に活動してくれたらどれだけ海中の環境が改善されることか。
 

 
上のバナーからノリスの環境保護活動をまとめてみることができます。
もちろん、これ以外にもありますし、これからも継続していきます。
このような活動に興味がある・やってみたいという方はぜひスタッフまでお問い合わせください!
 
また、舞子浜も大蔵海岸も近場で比較的水深も浅いので、浮力コントロールなど、ダイビングのテクニックの練習にもなりますよ。
自分のダイビングスキルも上げながら海もきれいになる、一石二鳥のダイビングをぜひ一緒にしましょう♪
近くの海で練習がてら気軽に潜ってみたい、という方も大歓迎です!
 
 

 
 
      
 
 

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フィンアートで唯一無二のフィンを手に入れませんか?

フィンアートをはじめました🌱

ご存知の通りダイバーはフィンを使う事によって水中で推進力を得られるので、多種あるダイビング器材の中で、自分が水中で思うように動くのをフォローしてくれる重要な器材です🔥
 
『他の人と被りたくない』などの理由や見た目だけでフィンを選れる方がいますが、
ダイビング器材で最も重要なのは、『自分のレベルに合っているか』です。
 
初心者や泳力があまりない方が上級者向けのフィンを使っても上手く推進力を伝えられなかったり、結果的に足を痛めるだけになるなんてケースも。
これはスクーバダイビングもそうですが、スキンダイビングではよく見られます。
 
ノリスにスキンダイビングをしに来られる方で、初心者なのにロングフィンを持ってこられる方がたまにおられます。
どうしてこれを買ったかをお伺いすると「格好良かったから」「お店の人にすすめられた」など。
元々素潜りをしていた方ならまだいいですが、全く素潜りをされたことがない方が使うフィンではありません。
もちろん、そのフィンでは講習もスムーズに進みません。
 
ですので、現在の自分に合ったフィンを選びましょう。
そのあたりは、ノリスのようなプロショップにお任せください。
そしてダイビングもフィンワークも上達し、中級者以降になるとダイビングスタイルによってフィンを使い分けられる方が増えてきます。
 
そうやって自分に合っているフィンを選んだけど、その上で他の人と被ってしまう💧
人と違いをつけたい!
そんな方にオススメなのが、このフィンアートです🎨
 

 
ノリスでは、2種類のフィンアートをはじめました🌟
 

レーザー刻印

ひとつめが、レーザー刻印によるフィンアートです🔥
 
こちらの方法は、あなたのお持ちのフィンにお好きなデザインを刻印する方法です👀
 
お持込みいただいたデザインを彫るのも、もちろん可能ですし、
ノリスでご好評いただいているのが、オーダーデザインによる刻印です✨
 
お好きな生物などのシルエットにお名前などの好きな文字を入れ、
あなただけのオリジナルデザインをスタッフが作成します📝
 

 
刻印なので簡単に消える心配もなく、他の人との違いを出せること間違いなしです🌟
 
※こちらはレーザーによって彫り込むため、刻印可能なフィンが限られます💦
詳しくは、公式LINEなどにてスタッフまでお問合せください!
 

手描きフィンアート

ふたつめが、スタッフによる手描きフィンアートです🎨
 
こちらの方法は、あなたのお持ちのフィンにスタッフがトライバル柄をデザインする方法です☺
 
手描きなので、丁寧に時間をかけて作成し、
二度と同じものを描くことは出来ない本当の唯一無二のデザインを作ります🌟
 

 
こちらの方法は、ラバーフィンであれば幅広くご対応可能です👌
 
お問合せは、お電話または公式LINEよりご連絡ください🙇
 

水中環境と器材を大切にするために

最後に、せっかく唯一無二のデザインをした自分だけのフィンを手に入れても、
フィンを水底に着けて泳いでいるようでは、フィンに目立つ傷がついてしまったり、水中のコケなどが色移りしてしまいます😖
 
これは、器材にとってのダメージはもちろんですが、
水中環境に対してもダメージを与えてしまうことになります。
 
ダイバーは海の親善大使です。
大切な水中環境やMy器材を守るためにも、必要なスキルはしっかりと身に付けておきましょう!
 
環境を守るためのスキルの中でも最重要なのが、中性浮力スキルです🔥
 
ノリスでは、中性浮力などのスキルに特化したプール練習会を開催しています🎶
神戸舞子店と大阪店の2店舗内に温水ダイビング用プールを完備しておりますので、
寒いのが苦手という方でも1年中ダイビングのスキルを間隔を空けずにマスターできますよ!
 

 
自分だけのフィンを手に入れたのなら、中性浮力に加えあおり足の練習も有効ですよ!
海が好き!魚が好き!ダイビングが好き!という方は、
ぜひ私たちと一緒に上手になって、環境を守れるダイバーになりましょう🙌
 
 

 
 
      
 
 

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【あったかプールで中性浮力練習中♪】in舞子店プール3/2

データ

日程:2025/3/2(日)
場所:舞子店・プール
担当:矢八美成
 
今回はあったかいプールでスクーバダイビングの基本スキルと中性浮力の練習を行いました♪
 

 
まずは、マスク脱着・レギュレーターリカバリーの練習をし、中性浮力の練習へうつります!
 
頭が上の姿勢での中性浮力は安定するようになってきました。
 

 
続けて、実際に泳いでいる姿勢を想定して、流線形姿勢での中性浮力に挑戦。
 

 
脚が下がってしまう事もあり、この姿勢では練習が必要。
「安定」してできるように繰り返し練習していきましょう♪
 
 
      
 
 

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快適なドライスーツはオーダーで♪

今回はレンタルとサイズオーダーのドライスーツの違いについて紹介します。
(レンタルドライスーツにシェルタイプが用意されていることはほぼないので、ここではネオプレーンタイプでの比較をさせていただきます)
既にご自分のドライスーツを持たれている方は、その快適さを実感・体感済みの事でしょう。
 

 

レンタルドライスーツとオーダードライスーツの特徴

レンタルスーツで潜った事がある方は、首がきつく感じたり、逆に緩くて水がちゅるちゅるっとスーツ内に入ってきたり、要所要所動きにくい等、色々感じた事があるかと思います。
ですので、レンタルドライスーツで『快適&完璧に潜れた』という方は、まずおられないと思います。
もちろん、レンタルしか知らなければひょっとしたら快適という方もおられるかもしれません。
 
ですが、オーダーのマイスーツは違います!
30か所以上の長さや径を採寸をして作るので、当然ですが全てが自分専用のサイズになります。
そうなれば、「きつい」という事もなくなり、水没のリスクも大幅に軽減され、快適さが充実してきます。
 

 
そして水没のリスクが減るだけでも、ストレスが減り、ダイビングに対する余裕ができ、より楽しめるようになってきます。
 

更なる違い

更に、保温性も違います。
レンタルスーツとマイスーツではスーツの内側の生地(裏生地)にも違いがあります。
※以下は、メーカーによって呼び名を含め違いがあります
 
まずはレンタルスーツです。
 

 
スタンダードジャージが中心で伸縮性がそこまで高くなく、肌触りがよく保温性の高い裏生地は使用されていないことがほとんど。
大雑把に言うと、「保温力が高くなく、動きにくい」
 
それに対して、マイスーツ。
 

 
マルチエラステックス等、裏生地は肌触りも良く保温性も高く抗菌効果があるものが多い。
また水の渇きを速める超撥水加工になっているものもあります。
大雑把に言うと、「保温力が高く、動きやすい」
という感じです。
 
使われている生地によって、保温性等の違いや柔らかさ動きやすさが変わってくるので、気にかけてみてください!
 
ここまでで、マイスーツの良さは簡単には伝わったかと思います。
ではここからは、サイズの「既成品」と「オーダー」について紹介していきます。
 

今と昔は違うよ!

まず、今と昔のドライスーツの考え方の違います。
一昔前(20年ほど前)まではドラスーツ(ウエットスーツも)は「【既成サイズ】でもOK」という概念が多くありました。しかし、それはここ10年ほどで大きく変わりました。
それの変化とは「ダイビングスーツはオーダーが基本」ということです。
 

 
昔からダイビングをしている(していた)という方で「ダイビングのスーツなんて既成で十分」というような方がおられたら、確かに当時はそうだったでしょうが、今は違うので鵜呑みにされない様ご注意ください。
 

ダイビングスーツの既成サイズとは

まず、ダイビングスーツでいう「既成サイズ」について紹介します。
既成サイズは簡単に言いますと、洋服のS・M・Lというようなものです。
ダイビングスーツは洋服と比べかなり親切で、大抵のメーカーでは同じSサイズでも「少しスリム」「標準」「少しゆったり」というように、一定範囲の身長に対して複数の既成サイズがあります。
 
更にドライスーツの場合、手首と首のサイズはオーダーとなります。
とても親切ですね。
 

 
「手首とかがオーダーになるなら既成で十分でしょ?」
と思われるかもしれませんが、そこがダイビングスーツの難しい所なのです。
 

どうしてオーダーで作るの?

先に述べた通り、ダイビングスーツの採寸では30か所以上の長さや径を測ります。
では、同じ身長・体重の方がいたとして、この二人の各部位の長さや径が全て同じでしょうか?
その二人が双子であれば可能性はあるでしょう。
しかし、そういうのは例外で、全くの他人だったらすべてが同じという事はまずありえないでしょう。
足の長さが同じでも膝の位置が違う事も普通に有りますからね。
 
個人で見ても左右はほとんどの方が非対称。
特に何かしらの運動を長く続けてきた人は一方だけが鍛えられて太い(サッカーの軸足やテニスの腕など)ということも多いです。
 

 
このように人によって違い、同じ一人の人ですら左右で違ったりするのなら既成でバッチリなんておかしな話ですよね。
 
「インナーを着るのなら大きめに作ったらいいんじゃないの?」
という風に考えられる方もおられるでしょうが、これはこの後、説明しますね。
 

ドライスーツの保温の仕組みを再確認

ここでまず、ドライスーツの保温の仕組みを再確認していきましょう。
というより、大きく1つしかないのです。
それは「【専用インナー】を中心としたものをドライスーツの中に着こんだ状態で、
ホースから空気を送り込み、体温で温めて保温する」ということ。
そしてもちろん、この大前提にあるのが「自分の体に合ったドライスーツ」を使用しているということです。
「手首とかがオーダーで、中に専用の物を着たらいいんでしょ?だったらオーダーにする意味ないじゃん?」
と思ったあなた、実はここに重要なポイントがあるのです。
 

ベストなドライスーツインナー

実は、インナーはスーツと同じメーカーの物がベストです!
ダイビングスーツを作っているメーカーはいくつかありますが、それぞれのメーカーから専用インナーが販売されています。
それらは、ドライスーツの専用インナーではなく、そのメーカーのドライスーツ専用のインナーなのです。
もちろん使うだけなら違うメーカーのドライスーツに使用できます。
 

 
では、何が違うのか。
それはドライスーツのゆとり部分(インナーを着る為に作られた「まち」)のサイズの違いです。
同じメーカーのインナーを着るという前提で、そのゆとりサイズはメーカーによって決められています。
ですので、違うメーカーのインナーを着た場合、きつくなってしまい、スクイズが発生してしまう可能性が出てくるという事です。
 

ドライスーツでは大は小を兼ねられない?

では「大は小を兼ねるで大きめに作ったらいいのでは?」
ここで、先の内容が出てきます。
 
確かにインナーを着るというだけなら問題ないでしょう。
しかし、ドライスーツは着用期間がウエットスーツと比べ長いです。
そうなると、中に着るインナーも厚手・薄手・重ね着と様々。
そして特に薄手のときはスーツのゆとり部分が最大になります。
 

 
ドライスーツでの中性浮力の取り方は、スクイズの軽減も兼ねてスーツ内に空気を送り込むことが第一となります。
しかし、スーツ内のゆとりが多いという事は、空気が入る容積が多いという事。
そんな大容量の空間に浮力コントロールの為の空気を入れると、スーツ内で空気が動きやすくなるので、姿勢が安定しにくくなります。
 
更に、ゆとりが大きいと、スクイズを軽減させる為に空気を送り込んでもなかなか緩和されず(その部位まで行き届かない)、元々オーバーウエイトで入っていない限りは、浮力コントロールができなくなってしまい、スクイズを我慢することになってしまいます(というよりダイビング中止ですね)。
 

ベストなドライスーツダイビングとは?

こういったことから、ドライスーツは
 
・自分の体に合ったオーダーサイズで作る
・専用インナーを使用する(可能であれば使用するインナーも決めておく)
 
のがベストということです。
 

 
他にも紹介したい内容がありますが、続きはお店まで♪
とりあえず、レンタルスーツと自分のオーダースーツの快適度の差が大雑把でもご理解いただけたらと思います。
 
まだご自身のスーツをお持ちでない方はぜひマイスーツを持って、快適にダイビングを楽しみましょう!
 
 

 
 
      
 
 

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※掲載の了承いただいたお客様のみを掲載しています。
 

以下のダイビング風景(ダイビングブログ)へは、下の画像をクリックしてください

オープンウォーターダイバー認定


 
Kさん:20代
 より近くで生物を観察したいと思い、ダイビングを始めて
 みようと思いました。HPで色んなお店を見ていたのですが、
 取得後のツアーの豊富さと楽しそうな雰囲気でノリスを
 選び、申し込みました。
 講習中含め困った事もスタッフに気軽に聞けて柔軟に
 対応頂けました。
 これからも色んなスキルを磨きながら、まずは色んな
 海で潜っていきたいです♪
 
 
上記のダイビング風景(ダイビングブログ)へは、上の画像をクリックしてください

 
 
      
 
 

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オープンウォーターダイバー認定


 
Kさん:60代
 ダイビングを始めようと思ったきっかけは、モルディブに
 観光で行く事になり、現地で潜れたらいいな、と思い、
 知り合いに紹介されたノリスへ問合せました。
 ダイバーになることができて、一安心。
 今後はできるだけコンスタントに練習して安全第一で
 いきたいです。
 まずは「中性浮力!中性浮力!中性浮力!」です♪
 
 
上記のダイビング風景(ダイビングブログ)へは、上の画像をクリックしてください

 
 
      
 
 

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プール練習のススメ!

まだまだ寒くて潜りに行きたくない(><)
というお考えのダイバーの方はいらっしゃいませんか?
 
そんな寒さに弱いダイバーの方にピッタリなダイビング法が今ノリスでは大人気♪✨
それは、「温水プールでの水中遊びをしながら練習すること!」
 
ご存知の通り、ノリスには神戸三宮店と大阪店に、水深5mの専用プールがあります。
更に温水なので26℃ぐらいの水温で快適に練習ができます。
寒さが苦手なダイバーの方でも安心です🤩
 

スキルも練習してブランクから目覚めさせよう

大丈夫のサイン
 
ダイバーレベルによって変わりますが、プールではまず基本スキルの思い出しからおこないます。
そして中性浮力の思い出し&練習へ。
求めるレベルは
①素早く指示された深度でホバリングができるのか?
②ドライスーツだけを使って中性浮力をやってみよう!
③砂地に優しいあおり足の練習!
などなど。
海で楽しむために、何度もスキルを繰り返していくと、冬眠明けでも安心♪
 

自由自在に浮力コントロールをして楽しみましょう


 
コツがつかめてきたら水中トーテムポールをしたり、仰向け中性浮力をしたり、面白い格好でホバリングしたり。
様々な技が出来る様にさらに繰り返して練習していきましょう!👏
海でやるよりも、集中して学びたいことを何度も練習できるのがプールのメリット。
海に行ってから練習では遅いのです!
せっかくの海での魚と遊べる時間を練習に当ててしまうなんてもったいない!
海で思いっきり楽しむために、まずはプールで練習をしていきましょう😎
 

遊び方は無限大!


 
浮力コントロール関連の練習はこのような感じです。
しかし、ダイバーにとって習得しておくべきスキルはまだまだあります!
そして、それぞれに楽しい練習の仕方があります。
プールでの遊び方は無限大∞!
ですので、練習したいこと、やってみたいこと等あれば何でもご相談くださいね🥰
皆様のスキルアップをお手伝いいたします🌟
スクーバダイビング以外でも大歓迎ですよ!
沢山のお問合せ、お待ちしております。
 
 

 
 
      
 
 

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