
2024年3月より神戸三宮店の
定休日がなくなります!
※その他の店舗の定休日は今まで通りです。
昨年に定休日を木曜日に変更しましたが、
木曜日休みの方もお店をご利用していただける様になりました!
さらに利用しやすくなった神戸三宮店をよろしくお願いいたします!
皆様のご来店お待ちしております♪
ダイビングスクールノリス神戸三宮店スタッフ一同
ダイビングのライセンス取得ならダイビングスクールノリス!
ノリスは地域認定数ダイバーNo.1
<大阪店 神戸三宮店 神戸舞子店 姫路店 岡山店>
さて、これまで紹介してきました知っておくべきダイビング用語。
初級編・中級編と紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
今回はそれよりも難しい?用語を紹介していきたいと思います。
★ 過去の用語集はこちらをクリック→ ビギナー編 中級者編
海の生物はサンゴ礁やガレ場などの様々な場所に住んでいます。
その生物たちが住んでいる場所を紹介する時に使う用語を紹介していきます!
ガレ場
ガレ場とはサンゴが死滅してその残骸が水底一面に堆積している所のこと。
一見、こういう所には何もいなさそうですよね。
しかし、こういう所こそ、よーく探してみてください。
実は意外とマクロ生物が沢山いることもあり、マクロ好きにはたまらない場所なんですよ!

ゴロタ
ゴロタは大きい岩や石が連続している地形のことを言います。
そして、場所によっては人工的に作られた(砂の流出を止める為等)所もあります。
ぜひ、こういった岩や石の間を覗いてみてください。
エビやカニなどの甲殻類やウミウシが隠れていることがあります。
そここもまたマクロ好きには最高のポイントなんですね

産卵床
産卵床は魚達が卵を産み付ける所のことを言います。
この産卵床は魚達が自分で作ることもあれば、
アオリイカのように人工的に産卵床をポイントに設置しているところもあります。
しかし、観察や写真撮影の際の近づきすぎには要注意!
卵を守っている魚・生物に近づくと追いかけられたりすることも。
ソフトコーラル
ソフトコーラルは、ヤギ、イソバナ、ウミトサカなど骨格はあるものの、
柔らかな群体をつくるサンゴの一種のことを言います。
このソフトコーラルは黄色やピンク色など様々な色の個体が居ます。
そして、ソフトコーラルと同じような色に擬態している生物が居ることがあります。
もし、生物が見つからなかったとしても、色鮮やかなソフトコーラルは映えますよ。

根
根は海底から隆起している岩や海中の大きな岩のことを言います。
そしてこの根の周りには魚の群れが多く、群れなどのワイド好きにはもってこいのポイントです。
また、根の壁にはポイントにもよりますがウミウシが多くついていることもあります!
ただ、中層を移動することも多いので、中性浮力はマスターしておきましょう。
リーフ
直訳すると「礁」で、岩礁やサンゴ礁を指し、水面に少し出ているか、浅い水深にある根のことを言います。
そしてダイビングでは「岩でできたもの=根」、「サンゴでできたもの(サンゴ礁)=リーフ」という事が多いですね。
リーフ(サンゴ礁)は魚たちの隠れ場所にもなるので、「○○リーフ」とポイント名にもつけられることも多いです。

リーフエッジ
リーフエッジはその名の通りリーフの「縁」にあたる部分のことを言います。
縁の外側は斜面やドロップオフになっていることが多く、流れがある事が多いので、回遊魚が現れるスポットになっていることもあります。
チャネル
リーフの切れ目や島と島との間にできた水路のようになっている所の事を言います。
潮の満ち引きになどによって流れていることが多いので、流れはきついですが、その分、マンタなどの大型回遊魚を狙える場所でもあります。
クレバス
クレバスとは両側が岩壁の亀裂や溝のことを言い、ダイビングではダイバーが通ることができる大きさ以上のものを指します。
隠れ家のような感じもするので、生物が隠れていることも。
こういうところを通ると特に男性の方は冒険心をくすぐられるのではないでしょうか。

アップカレント
アップカレントは水面に向かう潮の流れのことを言います。
強いアップカレントにつかまってしまうと吹き上げを起こしてしまうことがあるので要注意です。
次に紹介する「ダウンカレント」と共に、ドロップオフや根の周辺で発生することが多く、潮汐も含め、ある程度は予測できますので、いつでもそうですが、必ずガイドの指示に従って潜りましょう。
ダウンカレント
ダウンカレントは海底に向かう潮の流れのことを言います。
急に深くなる場所で発生することが多く、強いダウンカレントにつかまってしまうと、そのまま海底に引き込まれてしまうことがあるので注意が必要です。

サーモクライン
温かい温度の水の層と冷たい温度の水の層が接している境界面。
光の屈折率が変化するため、蜃気楼のように視界が滲んだように見えることがあります。
「クライン」に関しては他に、「ハロクライン」「ケモクライン」「ピクノクライン」などがあります。
フラッターキック
難しい言い方をしていますが水泳のクロールのような「バタ足」の事です。
このフィンワークはビギナーから使用している方が多く、水面・水中両方で使用し、
特に水面では有効です。
ただ、水面で行う際は、あまりフィンの先が水面より上の出ないようにしましょう。
ばしゃばしゃするだけで推進力にあまりなりませんので。
フラッターキックを行う際は、膝から下、もしくは足首だけを使用して行うのではなく
太ももからしっかり動かして動きがフィンまで伝播するようにしましょう。

あおり足
平泳ぎの要領で、フィンをフラッターキックのように縦(上下)ではなく、横(水平)にキックするフィンワークのことを言います。
ただし、フィンを上下ではなく水平に動かすので、浮力コントロールをある程度マスターしたダイバーが行わないと、バランスを崩して上手く進まなくなってしまいます。
いきなり実践というのは難しいと思いますので、プール等で事前に練習してから海へ行くことがお勧めです。
また、このフィンワークは、砂地で砂を巻き上げないようにするときなどに使うことが多いです。

今回で、この用語集については終わりますが、まだまだダイビングにはたくさんの専門用語があります。
ご自身のダイバーレベルで恥ずかしくない程度の用語は理解しておきましょう!
日程:2024/1/20(土)
行先:兵庫県
引率・報告:宮崎優奈
天候:曇時々雨
水温:12℃

ゴマフビロードウミウシ、ミズタマウミウシ
アオウミウシ、シロウミウシ、ヒロウミウシ
エダウミウシ、クロモウミウシ
キヌハダウミウシ、ミツイラメリウミウシ
ミヤコウミウシ、クロシタナシウミウシ
サラサウミウシ、スズメダイ、ナマコ、クサフグ
アメフラシ
1/20にOW海洋実習に行ってきました!
まずは器材のセッティングからです。

そうそう、その調子です😊
セッティングも出来たので、「BE KOBE」の前へ移動しまーす。

初めて「BE KOBE」で撮影するK様📸

もっと近くに寄って…パシャリ📸
いよいよ海に入っていきますよ~
まずは陸上で練習したコンパスからです。

コンパス頑張っています。
しっかり練習したのでバッチリでしたね👍
コンパスが終わったらウミウシたちに会いにレッツゴー

ミズタマウミウシや

ゴマフビロードウミウシがいましたね!
この辺りの冬の海ならではのウミウシが見れて楽しかったですね!
「ウミウシたくさん見たい」という夢が叶いました💕
そして水面では水面スキル!

水面器材脱着も頑張っています!

上手くあげられていますね!

水中もどんどん慣れてピース✌

じゃん!

じゃじゃーん!と遊んで(笑)

前も泳いでいただきながら生物を探していると

クロモウミウシ発見👀
本当にいろんなウミウシがいましたね!
しっかり元の場所に戻ることができました🎶
ということで…

OWダイバー認定です!!!😊
おめでとうございます!!
「今のお気持ちは?」

「すなおに嬉しい😊」+指ハートまでいただきました💗
ありがとうございます!
お疲れ様でした!
また一緒にいろんなウミウシや生き物たちを
見にいきましょうね(^^)/
ありがとうございました!
日程:2024/1/21(日)
行先:和歌山県串本
引率:木下雄一、長津誠人
報告:長津誠人
天候:晴れ
水温:18℃
ポイント:住崎メイン、住崎南

ネッタイミノカサゴ、ニシキフウライウオ、ヒラメ、クダゴンベ、
イロカエルアンコウ、ハチジョウタツ、ムラサキウミコチョウ、ニシキウミウシ、
アオウミウシ、ゴシキミノウミウシ、ヒロウミウシ、ホヤカクレエビ、
アカシマシラヒゲエビ、クリアクリーナーシュリンプ、オトヒメエビなどなど
1/21に串本に行ってきました!
元々、田後の予定でしたが、北風が強くクローズに・・・。
そこから古座に変更したのですが、向かってる途中でうねりが強く残っていると
連絡を頂き、串本へ・・・。
大波乱の予感・・・。
潜れるだけありがたい!
1本目は住崎メインへ。
と、思ったら先客が・・・。
と言う事で東側のブイからエントリー。
水面はアトラクション状態でしたが水中は・・・

撮影者:K様🦑
透明度がイイ✨
20mは余裕に見えるくらい♪

撮影者:K様🦑
潜降してすぐの岩にクダゴンベ発見!
模様がマスクに見えるのは私だけ?

撮影者:F様
約5mm!?のイロカエルアンコウの白。

撮影者:I様
指との比較。
ちっさ!

撮影者:F様
ブーブー豚さん模様のホヤカクレエビ。
なんでこの模様なんでしょうね。

撮影者:K様🦑
尾びれまで満開のニシキフウライウオ。
結構な大きさで動かないので撮りやすい♪

撮影者:I様
特大ヒラメ!
砂に擬態してました。
2本目は住崎の南へ。

撮影者:I様
天気も良く、透明度も最高でワイド写真も映える♪
いつ見てもホウライヒメジが大量です!

撮影者:I様
鮮やかなニシキウミウシ。
鮮やかすぎて赤に見える・・・。

撮影者:F様
BINGOのハチジョウタツ!
どこにいるか分かりますか?

撮影者:I様
いらないと思いますが、指比較。
本日2度目のちっさ!

撮影者:F様
ごしごしたわし?
ゴシキミノウミウシ。

撮影者:I様
大量のクリアクリーナーシュリンプ。
何匹いるか分かりますか?

撮影者:K様🦑
アカシマシラヒゲエビ。
ホワイトソックスともいわれてますよ~。

撮影者:I様
イラと戯れる長津・・・。
手を叩くとついてきてくれるのでつい・・・。
2本終わったらお昼ご飯♪
今回はお弁当ではなく・・・

いつも夜ご飯で行くハンバーグ屋さんでいただきます!
美味しかった~!

色々ありましたが、終わりよければすべてよし!
楽しかった~!
次は田後でダンゴウオ見ましょうね♪
参加頂きありがとうございました!
日程:2024/1/13(土)
行先:三重県梶賀
引率・報告:長津誠人
天候:晴れ
水温:17℃
ポイント:6連ブイ、意味のないブイ

フタスジタマガシラ、ヒラメ、オオモンカエルアンコウ、キリンミノ、ウツボ、
ワカウツボ、アオウミウシ、コミドリリュウグウウミウシ、
ミドリリュウグウウミウシ、スルガリュウグウウミウシ、スミゾメミノウミウシ、
アカホシカクレエビ、オドリカクレエビ、ミナミクモガニ、ヒラタブンブク、
ツキヒガイ、ムラサキハナギンチャクなどなど
1/13に梶賀に行ってきました!

西風が強風の中、梶賀はベタ凪😌
それにボート時間は1分!
安心、安全の梶賀の1本目は6連ブイへ。

撮影者:O様
透明度微妙かもと言われてましたが、10mほどあってテンションが上がる⤴︎

撮影者:O様
1本目なので深めの網場へ!
網場といえば・・・

撮影者:O様
イソギンチャクの周りにいるオドリカクレエビ!
フリフリ踊ってるかの様なエビで見てて飽きません♪

撮影者:U様
少し行くと顔だけひょこっとワカウツボ。
口も閉じて威嚇もなくおとなしかったです♪

撮影者:O様
その近くに毛むくじゃらのカニが・・・。

撮影者:O様
まさかのミナミクモガニを発見!
ミナミクモガニよりかはオラウータンクラブの方が、
聞き馴染みがあるかもしれませんね。
もっとモジャモジャになったらオラウータンに近づくかな?

撮影者:U様
またまたその近くにキリンミノ。
ミノカサゴ系はいたら写真撮りたくなっちゃいますね😌

少し行くと極小のコミドリリュウグウウミウシ!
2024年のビンゴ生物ですよ〜♪
小さすぎてずっとお客様にここ!ここ!と言ってました(笑)

撮影者:O様
違うイソギンチャクにはアカホシカクレエビが!
イソギンチャクについているエビは綺麗なのが多くて好きです😊
続けて2本目は意味のないブイへ。
砂地を探索していると・・・

撮影者:O様
綺麗なムラサキハナギンチャクがポツンとひとつ。
毒を持っているので絶対に触れないでくださいね。

撮影者:O様
その周りにヒラタブンブク。
砂が硬いところを掘り起こしたら出てきました!
出してもすごいスピードで砂の中に戻っていきました😆

撮影者:U様
砂地を探索していたらツキヒガイ発見!
この子なんと・・・

撮影者:O様
水をジェットの様に出して移動します!
これが何回見ても面白い♪
ぜひ梶賀に行ったら生で見てください!

撮影者:O様
ツキヒガイにバイバイしたらアーチの残骸へ移動。
そこには・・・

撮影者:O様
まだまだ小さいスミゾメミノウミウシ。

撮影者:U様
ブリンブリンのミドリリュウグウウミウシ。

撮影者:O様
小ぶりのスルガリュウグウウミウシ。
とウミウシが少々。

撮影者:U様
そこに特大オオモンカエルアンコウ!
パイプとパイプの間で頑張ってバランスとってました😆

撮影者:O様
アーチの残骸近くに模様が面白い特大ヒラメ!
えっヒラメですよね・・・?

撮影者:U様
その近くでぴょこぴょこ動く黄色・・・
フタスジタマガシラ!
大きくなったらこの子も模様が変わります。
2本潜ったらお昼ご飯♪

いただきまーす。
天気も良く暖かかったので、せっかくなので外で。
風吹いたら寒かったですね・・・。

U様以外は今回が潜り始め♪
潜り始めから持ってましたね😌
今年もいい1年になりそうだ〜!
参加いただきありがとうございました!
「AWARE(アウェアー」。
実はダイバーなら一回は聞いたことがある?この名前、
まだダイバーじゃなくても知っておいていただきたい言葉でもあります。

AWAREは今、世界で問題となっている海洋ゴミ・汚染にちなんだ講習となります!
ニュースで見るけど実際はどうしたらいい?
今の海の状況ってどうなの?
どれくらいの影響が出てるの?
私たちにできることって?
もちろんダイバーだからできる講習・行動もありますが、
実はダイバーではない方でも一部講習を受けられるものがあるのです。
家族や友人も誘って一緒に参加するのもおすすめですよ。
AWAREとは
「AWARE」は
Aquatic
World
Awareness,
Responsibility and
Education
の頭文字を取った名前で、日本語の意味は「水中世界の認識、責任、教育」です。

・対象とする国の海洋ゴミを50%削減させる
海洋ゴミ問題に取り組む市民科学プログラムに貢献し、海から200万個以上のゴミを除去。
・海洋保護区の倍増
100万人以上に海が直面している環境脅威とその対策を学ぶ機会を提供。
・海洋生物種の保護
24種類以上の臆病なサメ・エイの国際的保護政策に貢献。
・サンゴ礁復元の加速
世界最大かつ最も急速に成長している市民科学プログラムを開発・実施。
・二酸化炭素排出量を削減・相殺させる
ダイビング業界における二酸化炭素排出量を削減、
または海藻生息地の修復・保護を行うことで相殺させる。
AWARE活動はこんな方におすすめ
・ダイバーになって海を守りたい気持ちが芽生えた。
・環境のために何かできることをしたい。
・海洋環境問題について詳しく知りたい。
・ダイバーではないけど海が好き。

海洋ゴミは私たちの日常生活から出る様々なゴミから生まれます。
日常生活から出た回収されないゴミは、街中を通って川に入ります。
更に川を下り、川の流れや雨によって海へと押し流されていきます。
そして海に至り、海洋ゴミとなり、毎年たくさんの種類の
水にかかわる生物に致命的なダメージを与えています。
さらに海洋ゴミはサンゴを窒息させたりして海洋環境を傷めつけ、
海岸や海でのレクリエーションの舞台を汚し、減少させてしまうのです。
・毎年の世界のプラスチック生産は1950年の170万トンから現在では3億トン
・2億5千万トンのプラスチックが2025年までに海に流れこみ、海洋ゴミとなる事が予想されている。
・プラスチックは年間130億ドルの被害を海の生態系に与えています。
・7種のウミガメと海に棲む動物の半分が海洋ゴミを食べるか海洋ゴミが詰まって苦しんでいます。
・400種の生物が海洋ゴミを食べてしまったり、ゴミに絡まっています。
そのケースのなんと92%がプラスチックが原因です。
・10種に1種以上が海洋ゴミを食べるか、絡まって絶滅の危機に瀕しています。
・推定ではありますが、海洋ゴミの70%が海底に蓄積されると言われています。

ここからは、海洋ゴミを取り除く・減少させるために
海と深い関わりを持つダイバーだからこそできる10のことを紹介します。

①:浮力コントロールの達人になろう

水中生物は繊細な生物が多いです。
その代表的なものはサンゴ。
「フィンで蹴られる」「カメラがぶつかる」「ゲージなどが引っかかる」。
サンゴはこのように少し触っただけでも、せっかく何年もかけて
成長してきたのに、簡単に折れてしまいます。
ダイバーとしては、スクーバ器材や撮影器材が邪魔にならないように、
最低限、浮力コントロールのスキルを洗練させていかなければなりません。
また、浮力コントロールを筆頭とするダイビングの多くのスキルは、
コンスタントに潜っておかないと感覚を忘れたり以前のようにできなかったりします。
継続してダイビングをして自分のスキルがさび付かないようにしていきましょう。
ノリスでは頻繁に海に行くことが難しいという方でも気軽に
利用いただける自社プールを大阪と神戸に所有しています。
②:いいお手本になろう

毎年新しいダイバーが誕生します。
先輩ダイバーの皆様につきましては、海洋生物に対して
「自分だけが撮影できれば・・・」
「見やすいように動かす」
「追いかける」など、
身勝手な言動をせず、新しい仲間のお手本となるような
水中、陸上での言動をお願いします。
③:「とる」のは映像(写真・動画)だけ

水中で自然に目にするもののほとんどは生きているか、
生物が利用しているかのどちらかです。
サンゴや貝類、動物などを勝手に取ったり、動かしたり
することは海の中の絶妙な生態系を崩してしまう可能性が
高まりますので好奇心や自己都合で現状を変えるのは避けましょう。
あくまでも「海にお邪魔します」の気持ちでダイビングしてくださいね。
④:水中生物を保護しよう

水中のものすべて「触らない」「餌をやらない」
「いじくりまわさない」「乗らない」ようにしましょう。
人間の興味本位な行為は水の中に住む生物にとって、ストレスです。
万一、上記のようなストレスをかけてしまうと、
生物の防衛本能から攻撃を受ける可能性もあります。
もちろん、毒をもつ生物もいますので、自分自身を
守る意味でも接触をするのはやめましょう。
近寄り過ぎず、ゆっくり観察・撮影するのみにしましょう。
⑤:極力ごみを出さないようにしよう

実際に色々な海を潜っていて感じるのは、
「とても驚く量のゴミが水中に捨てられて(沈んで)いる」
ということです。
そして、
「ものすごく岸から遠いところにもゴミが流れ着いている」
ということです。
それにより、水中生物は体内に不純物を取り込んでしまったり、
それが原因で死んでしまったりすることも。
更には私たちの健康や経済までも脅かされることになるのです。
ですので、ゴミを全く出さないというのは難しいと思うので、
「極力」ゴミを出さないことが大切です。
そして我々ダイバーは、ダイビングする度に、水中に
本来存在しない物を持ち帰り、報告していきましょう!
普段の買い物も、できれば地球環境に優しいものを買い、
地元のものを買い、意識的に「少し(丁度)」しか買わないようにしましょう。
⑥:シーフードの選択に責任を持ちましょう

生き物を乱獲すれば種の減少を招きます。
これは陸上でも水中でも同じです。
密漁のような加減を知らない取り方をすれば、水中の生態系は
あっという間に悪い方向へ変わってしまいます。
消費者として、シーフードを自分の食事メニューにいれるなら、
既に店先に並んでいたとしても、確実に持続可能な種から選び、
他の人にもそうするように勧めましょう。
⑦:行動を起こそう

スクーバ₋ダイバーはこの惑星上である意味で最も強力的な海の代弁者です。
海洋ゴミの除去をはじめとする自然保護について声をあげ、
水中の映像を共有し、環境ダメージを変えるように運動しましょう。
⑧:エコ・ツーリストになろう

旅先を選ぶ時、そこを訪れるとき、十分な情報を得て決定してください。
もちろんそうする理由は、責任ある社会的・環境的な
ビジネスを行っている施設を選ぶ為です。
自然保護エネルギーの節約、適切なゴミの廃棄、
係留ブイの利用、文化・法律・規則などを重視している事ですね。
⑨:二酸化炭素排出を少なくしよう

地球温暖化及び海洋酸性化は、動物や海の惑星全体を危機に陥れます。
ですので、まずは自分の周囲の二酸化炭素排出量を理解し、減らしましょう。
もし、少なくできないなら、方法を探してみましょう。
⑩:寄付金や募金に協力しよう

海洋ゴミの除去・減少ように、海の保護は大なり小なり、
私たちの行動すべてによって決まります。
海に投資・寄付をすることが、私たちの惑星を守ることに
つながり、ダイビングを続ける事にもつながるのです。
ノリスも扱っているダイビング指導団体・PADIでは、
ライセンスカードを申請する際に「AWAREデザインカード」にすることができます。
申請の際、ダイビングスタッフから「AWAREカードにしますか?」
と聞かれたら海に寄付をするチャンスです!
AWAREカードは500円以上の寄付をしていただく事で、
申請するカードのデザインが通常のものからAWAREデザインのカードになるのです。
このデザインは毎年変更されますので、デザイン収集を
楽しみながら、海への寄付が簡単にできるのです。

Dive Against Debris(ダイブ・アゲインスト・デブリ)
海洋ゴミを取り除く為、バディと一緒にダイブプランを
立て実際に調査ダイブを実施します。
海洋ゴミとして海中から取り除くべきものと
そうでないものを適切に判断しながら、進めていきます。
取得までの流れ
①レクチャー
②海洋実習1本以上
③データを報告
こんな方におすすめ!
・ダイビング中に見かける海洋ゴミが気になる
・海洋ゴミ回収をすることで、自ら海を守りたい
・海洋保護の市民科学者になりたい
習得できるスキル
・海洋ごみ問題の現状理解
・海から取り除くべきごみと残しておくごみを見極める
・集めた海洋ごみを分別し、記録・報告する など
ダイバーだからこそできる「活動」の一つ
ゴミ拾いを一緒にしましょ~!!!