みなさんはダイビング中に、岩陰にいるタコを見たことがありますか？
和歌山や三重への日帰りツアーで一番多く見られるタコの種類はマダコです。
マダコのほとんどは、手のひらよりも大きく赤黒い、いわゆるTheタコって見た目の子です🐙
マダコよりも比較的小さな個体が見られたら、それはイイダコの可能性もあります！
 

 
特段珍しいわけではないタコですが、生態を知ると、じっくり観察したくなるような、面白い生態を実は持っています。
 
例えば、タコの目。
しっかり観察したことがありますか？
瞳孔が切れ長の、ヤギのような瞳をしています。
あの形には理由があって、 水平の視野を広くするためだと言われています。
タコは普段、岩陰や砂地の中にいて獲物や敵を探します。
瞳が水平スリットだと、水平方向の光の変化や動きを効率よく捉えられるため、広い範囲を一度に観察できるのです！
日中は、この切れ長の瞳孔で、光と影や近くの景観の模様をバッチリ把握し、お得意のカモフラージュをすることができます！
 

 
また、面白いのが、この瞳孔は夜になると開くんです！
夜や、陰になっている暗い場所だと、光が入ってこない分、あたりは陰に包まれるので、日中とは違う目の動きをします。
つまり、まんまるの瞳孔の状態を見ることができます！
そんな日中に見られる生物の、生態が垣間見えるナイトダイビングも魅力たっぷり♪
一緒に、時間問わずダイビングを楽しめるよう、いろんな海に遊びに行って素敵な経験を積んでいきましょう〜〜〜🤿🫧🪸