耳抜きに苦戦している方はいませんか?
また、いつもやっているやり方で抜けない時はありませんか?
今回は耳抜きの方法をご紹介していきます!
まず、なぜ耳抜きが必要なのかと言いますと
水中と体内の圧力差をなくすためです。
水深が深くなるにつれて、耳に圧力がかかります。
その圧力によって鼓膜はどんどん押されます。
体内から空気を送って鼓膜をもとに戻さないと破れてしまいます。
鼓膜が破れると水がどんどん入ってきてめまいを起こします。
これを防ぐために耳抜きは必要なのです!
その耳抜きですが、いくつか方法があるので1つずつご紹介しますね。
①鼻をつまみ空気を送る(バルサルバ法)
この方法は皆様ご存じの通り、
鼻をつまんで優しく鼻に息を送り込む方法です。
注意点は強く息をしないことです。
②唾を飲み込む(トインビー法)
こちらも多くの方がご存じの方法ですね。
方法は文字通り唾を飲み込むです。
水中では乾いた空気を吸い続けるので唾が少なくなるので
気を付けてくださいね。
②顎を左右に動かす
こちらはあまりご存じでない方もいると思います。
やり方は簡単ですが、必ず抜けるわけではありません。
やり方は、下顎を左右に動かすだけです。
顎を動かすことで耳の下にある骨が動き、抜ける人もいます。
このように耳抜きの方法は意外とあります。
もちろん、人によってやりやすい方法は違います。
自分の一番やりやすい方法でやってくださいね!
片方だけ抜けない場合は、抜けない方の耳を上にして
もう一度耳抜きを試してみてください。
それでも抜けない場合は少し深度を浅くしてくださいね。
耳抜きは睡眠不足や体調不良も影響してくるので
ダイビングの前日は十分に睡眠をとって、万全な状態でやりましょう!!