皆様、こんにちは!
今回は擬態上手な『ノコギリハギ』を
ご紹介します。
何が擬態上手なのかといいますと、
見た目です!
隠れるのではなくあるお魚にそっくりなのです。
それが『シマキンチャクフグ』です。
もう見た目が本当にそっくりなのです。
でもちゃんと明確な違いがあります。
怒っているような目になってしまいましたが、
実際はそんなことありません。
お許しください…。
このイラストにも書いてある通り、
ヒレの形が違います。
ノコギリハギは大きな長方形型をしていますが、
シマキンチャクフグは三角形をしています。
そしてもう一つ違いがあります。
それは背びれの数です。
ノコギリハギは背びれが2つあります。
しかし、泳いでいるときはほとんど畳まれているので
見分けるのが困難です。
なぜこんなにも姿がそっくりなのかと言いますと
それは身を守るためです。
毒を持っているシマキンチャクフグに似せることで
ノコギリハギは捕食される確率が格段に下がります!
「ひれでバレちゃうじゃん」
と思いますよね。
それが全然バレません。
だってずっと泳いでいますから。
そんな一瞬で見分けれません。
一度、見分けられるか試してみてください。
結構、難しいと思います。
こうやって弱肉強食の世界を生き抜いているのです。
生き物は知れば知るほど面白いですね!