初めてウミガメと目が合った瞬間、「このためにダイビングを始めてよかった」と感じる方も少なくありません。

日本でよくみられるウミガメの種類
実は、ウミガメは世界に7種類存在しており、そのうち日本の海でよく観察されているのは主に2種類です。
それが「アカウミガメ」と「アオウミガメ」です。
アカウミガメは、やや尖った口先と赤みを帯びた甲羅が特徴です。
貝やカニなど硬い殻を持つ生物を好んで食べ、強い顎の力を持っています。
日本では太平洋側を中心に広く分布しており、夏の産卵シーズンになると砂浜に上陸する姿も確認できます。
一方、我々ダイバーがダイビング中に圧倒的に出会いやすいのがアオウミガメです。
草食性で海藻を主食とし、丸みのある体型と大きな頭がチャームポイント。
ノリスが潜りに行く和歌山の串本や高知の鵜来島や柏島などの人気ダイビングスポットでは、岩陰で休んでいる姿や、水面へ息継ぎに向かう様子が見られることもあります。

ウミガメの生態は未知
ウミガメは肺で呼吸するため、一定時間ごとに水面へ浮上します。
このタイミングで出会うと、間近で観察できるチャンスが広がります。
さらに驚くべきは、ウミガメが「自分の生まれた場所を覚えている」という事実です。
孵化したばかりの子ガメは、小さな体で外敵の多い海へと旅立ちます。
そして数十年後、成熟した個体は、ほぼ同じ砂浜に戻り、産卵を行います。
このナビゲーション能力はいまだ完全には解明されておらず、自然界の大きなミステリーの一つとされています。
身近な日本の海で、こうした壮大な命の循環を感じられるのはとても貴重な体験です。
ウミガメに会える可能性の高い行先へのツアーはノリス各店で開催されていますので、ぜひスケジュールを確認し、心に残る海の旅へ出かけてみてください。















